ハイドロキノンってどんなもの?

ハイドロキノンはヒドロキノンとも呼ばれる無色の固体です。
写真の現像還元剤として使われるほか、様々な工業製品の原料としても使われています。

 

その中で最も有名なのが、女性の肌を整える美白剤として使用されていることです。

 

美容に興味がある女性であれば、
医薬部外品のハイドロキノン配合クリームは耳にしたことがあると思います。

 

美白効果が得られる理由は、ハイドロキノンが皮膚に含まれるメラニンの働きを抑制して肌の黒ずみを防いでくれるからです。

 

すでにできてしまったシミを分解して肌を白く戻す効果もありますので、アフターケアとして活用することにも向いています。

 

色素沈着を解消する効果もあるため、肌の気になる黒ずみをピンポイントで解決することもできます。
高い美白効果を得たいのであれば、ハイドロキノン配合製品を選んでみましょう。

 

ハイドロキノンの使い心地は?

 

実際にハイドロキノンを使用する際には、どのような使い心地か気になるかと思います。
人それぞれ向き不向きがありますので、どんな感覚か知っておくと良いでしょう。

 

女性にとって一番ネックとなるのは、ハイドロキノンの臭いです。
人によって感じ方は違いますが、パーマ液のような鼻にツンとくる刺激臭があります。
製品によっては焦げたような臭いを感じることもあるようです。

 

配合濃度によって臭いは緩やかになりますので、
どうしても臭いに抵抗を感じるのであれば配合濃度が低いタイプを選んでください。

 

ハイドロキノンは効果が強い美白成分なので、肌に刺激を感じることがあります。
これも個人差によりますが、付け始めに肌が赤くなったり肌荒れのような症状が現れます。

 

赤くなった肌は化粧水が沁みるため、
ハイドロキノンが肌質と合っていないと思うかもしれません。

 

しかし、これは使い始めに良く見られる症状で、使い続けているうちに肌が慣れてきます。
肌の赤みも次第に収まってきますので、それまではメイクでカバーしてみましょう。
もし化粧品が刺激になるのであれば、しばらくはメイクも控えてください。

 

どうしても肌への刺激や痛みが引かない場合は、
ハイドロキノンと肌質が合っていない可能性があります。

 

しばらくは我慢して使うことも重要ですが、
肌荒れが酷いようであれば皮膚科の診察を受けてください。

 

肌の赤みや肌荒れは皮膚が過敏に反応して、美白成分が働いている証拠でもあります。

 

使い始めの人にとっては最初の関門ともなりますが、
肌が慣れるまでは気長に使い続けてみましょう。

 

ハイドロキノンの保存方法

 

ハイドロキノンに限らず、化粧品は保存方法や使用期限に注意が必要です。
鮮度という面だけではなく、肌への安全性も関係するためです。

 

特にハイドロキノンは酸化しやすい物質ですので、冷暗所で保存してください。
一般家庭であれば冷蔵庫にしまっておけば良いでしょう。
ふたをしっかり閉めた密封状態で保存することも大切です。

 

使用期限は開封後およそ1〜2ヶ月ほどです。

 

ほとんどの製品が使いきりサイズになっていますので、
毎日のお手入れに使用していれば問題ないかと思います。

 

ただし、肌荒れなどで使用を中断していた際には、使用期限に注意しましょう。

 

未開封状態のハイドロキノンは2〜3年程度保存することができます。
また、開封後でも冷凍しておけば1年ほど保存できるとも言われています。
しかし、化粧品が劣化する可能性を考慮すると、早めに使用する方がベターです。

 

ちなみに酸化したハイドロキノンは茶色く変色して、見た目ですぐに分かります。

 

酸化することによって刺激物質のベンゾキノンを生じさせますので、
肌に使用することは非常に危険です。

 

場合によっては肌荒れや痛みの原因ともなるため、
変色したハイドロキノンは処分してしまいましょう。

 

ハイドロキノンの効果を最大限に引き出すためだけではなく肌の安全のためにも、
保存方法や使用期限には注意してください。